ゴロ知恵

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【大学生の試乗日記】ダンディーで上品なDセグセダン!?カムリGプチ試乗レポート

ダンディーで上品なDセグセダン!?

カムリプチ試乗レポート!

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みなさまこんにちは!(こんばんは)

セダンをこよなく愛するラブコです(*^^*)

 

GWの後半ですが、皆さんはどのようにお過ごしでしょうか?

管理人のラブコは実家ととある団体で研修・・・

(><)

人が多いので、引きこもりたかったのですが

そうもいかないようです!

 

さて、本日のメニューは

 

ダンディーなDセグセダン

 

です!

タイトルと写真を見てわかる通り、今回はカムリGに試乗しました。

カムリといえば、

中堅企業の部長が乗ってゴルフや接待をしている

イメージがあります。

また、北米でも走っているのでTHE日本車というというイメージも強いです。

皆さんはカムリにどんなイメージを持っていますか?

良ければコメントで教えてくださいね!(^^)! 

 

本日は現行型カムリを試乗しましたので、そのレポートとカムリの歴史を見ていきましょう!

 

[0:目次]

  1. カムリ誕生から現行型までの歴史
  2. プチ試乗レポート
  3. 最後に

 

[1:カムリ誕生から現行型までの歴史]

カムリは皆さんがご存知のように、トヨタ自動車が開発したセダン型の4輪自動車です。ヨーロッパで一般的に使われるA~Eの乗用車セグメント(細分化)では”D”に属します。このセグメントD(以下Dセグ)は大衆車の中でも比較的高級感のあるセダンを指しています。例えば、メルセデスベンツのCLAや日産スカイラインマツダアテンザ、BMW3シリーズ、トヨタマークXなどが挙げられます。

 

マークXについては以前、GR SPORTに試乗した際に取り上げていますので、興味あのある方はそちらも併せてご覧くださいね(^^)/

 

love-scotch.hatenablog.com

 

これらDセグセダンの共通点は価格帯がおよそ300万円~600万円の間で販売されている点だと思います。

故に、若い人があまり乗っているイメージがないのかも・・・。

 

さて、そんなカムリの初期型は1980年に誕生しました!

という事は約40年前から存在していたということ!?

正確には、「セリカ・カムリ」という名で登場し、4ドアの際に

高級な走行性能に優れたセダン

として販売されました。

もちろん、駆動方式はFR(後輪駆動)ですよ‼

 

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1代目は1982年、初期型が誕生してわずか2年で販売を開始しました。(V10型)

ここから名称が「カムリ」へと変わり、コンセプトも

小型高級セダン

へと変わっていきました。

それに伴って、駆動方式もFRからFF(前輪駆動)へ変わりました。

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2代目は1986年に誕生しました。

当時の流行りであったハイソカーの影響(特にマークⅡ)を受けたデザインへと仕上がっており、V6エンジンにハードトップに・・・とバブリーな車だったようです。

今じゃ絶対見られないタイプの車ですね・・。

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3代目のカムリは1990年に誕生し、国内のナンバー規格によって日本国内専用の5ナンバーモデルとなりました。ボディーがごつごつした2代目から打って変わって、なめらかで平べったいフォルムへと変わりました。更に、北米ではセダン・ワゴン・クーペの3種類のカムリが販売されていたようです。

個人的にこの型のカムリはスマートな感じで気に入っています!

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4代目のカムリは1994年から販売を開始します。3代目と4代目の大きな違いはコンセプトに表れています。これまで高級路線を辿っていたカムリでしたが、バブル崩壊という日本のマーケットの冷え込みなどから

シンプルで素朴なミドルセダン

という道を歩み始めることとなりました。

ただし、5ナンバーボディーは維持したままです。

 バブル崩壊というのは車の開発を大きく左右した大事件だったと改めて感じます。

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5代目のカムリは1996年から販売を開始します。先代の5ナンバー規格のボディから一転して3ナンバー規格のボディーへと一新されます。しかし、5ナンバーのカムリが良いというカスタマーの声も根強く、3ナンバー型、5ナンバー型両方が販売されたようです。

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6代目は2001年から販売を開始します。この型からV6エンジンが廃止され、直列4気筒DOHC型のエンジンが搭載されます。(2.4L)この型のカムリは北米でベストセラーを誇った型になりました。また、新たに「Touring」というグレードが誕生し、スポーティーな外観と専用の16インチのアルミが入っていました。

パッと見ウィンダムと変わらない気が・・・(殴

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7代目は2006年に販売を開始しました。パッと見て大きく変わった点はやはり丸々とした高級感のある(?)ボディーですね!先代のカムリとは打って変わって上質感を追い求めた結果だそうです。また、驚いたことにV6エンジン搭載したモデル(北米のみ)も登場したようです。この型からカムリにもハイブリッドシステムが搭載され、一部地域で販売されていたようですよ。

こんな丸いボディーにV6エンジンとは・・・変態だ!(褒め言葉)

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8代目は2011年から販売を開始します。先代と比較して更に上品で角ばったフォルムへと変わりました。この型の特徴は何といってもハイブリッド専用モデルですね。

これまでカムリはレシプロエンジンにこだわって作られてきました。しかし、2009年ごろから30プリウスの売れ行きが大好調であり、その要因ともなったエコカー減税という時代の流れに沿った形で8代目が誕生しました。8代目は燃費とパワーの両立を目指し、3リッターエンジンに匹敵するパワーを秘めたハイブリッドシステムを導入し、燃費はなんとリッター当たり20km以上を記録しています。

オーバースペックなのでは!?この型のカムリも乗ってみたい・・・。

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そして、現行型となる9代目のカムリが2017年から販売を開始します。

見た目はコンセプトでもしっかりと示されているように

ダンディーな雰囲気とスポーティー

この2つを両立しています。

2018年冬にはカムリスポーツ(WS)も販売を開始し、ツートンカラーに専用のエアロなどによってスポーティー感がより強まっています。

ラブコは東京でカムリスポーツのタクシーを発見してびっくりしていました。

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[2:カムリGプチ試乗レポート]

 お待たせしました!

ここから試乗レポートになります。

ラブコ初めてのカムリの試乗です。

 

ドアを開けた時に、

ドアが思ったより重くない

と感じました。

こういった車はドアが重いのかなぁと思っていましたが(先入観)、

全くそんなこともなく、

かといってドアを閉めた時の音もセルシオやクラウンとさほど変わらないしっとりとした音がします。さすが高級感を追い求めるセダンですね。

 

そして、シートに座って最初に感じたのは

シートポジションが絶妙

でした。

専用の皮シートが硬すぎもせず、柔らかすぎない絶妙な硬さであること。

ハンドル、シート、メーター位置が自然なポジションにあり、おそらくかなりの長距離運転も疲れにくい設計になっているのではないかと乗ってわかりました。

そう言えば、2代目、3代目カムリのCMで「長距離クルージングサルーン」と記述されていました。。。

 

内装は文句なしの高級感ある内装です。

私のお気に入りはセンターパネルの右から、ナビの下を通って左に通るシルバーのラインが最高にクールで気に入っています。また、センターコンソール付近にあるドリンクホルダーは2つあり、1つは普通のものですが、もう1つがカップの大きさに合わせてホールドしてくれる作りとなっています。更に、今の車では普通ですがUSBハブもしっかりと付いていてスマホの充電や車内空気清浄機を使用する際も便利ですね!

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後部座席も特に不満なく、長距離乗っててもまぁまぁ疲れない感じになってそうです。後部座席の乗り味の比較はできなかったので断言はできませんが・・・。

 

 

ここからは走りと乗り味をレポートします。

私が乗ったカムリはGグレードで2.5L直列4気筒エンジンと155kw出力モーターを搭載したハイブリッドモデルになります。走り出し、特に加速面においてエコモードでさえ

パワフルな加速

を感じさせます。

スポーツモードにするともう・・・

 

これFFスポーツカーやん!!

 

と言わせてもらえるほどの加速でした。

ダンディーな一面と肉食な一面が上手く交わっています。

 

また、CVTのマニュアルモードで主導のギアダウン・ギアアップ(仮想AT6速)の際に

レスポンス性が高く

ドライバーがギアを落としたいと思ったタイミングできちんとシフトチェンジしてくれる

という点はドライバー(私)にとってはとても嬉しいポイントなのではないでしょうか。特にMT乗りの方に気に入ってもらえそうです!!(元MT乗りより)

 

ステアリングレスポンスも

応答性が高く

スポーティーをきちんと反映させています。

 

総じていうならば、この車は

チーターのような車

(あ、動物のチーターですからね!)

と言えます。

美しいボディーとは裏腹に、パワーを兼ね備えたスペック

しかも、これがハイブリッド車で実現できているのだから・・・。

予想以上に完成度が高く、降りてからもテンションが上がったままだったラブコでした。

 

[3:最後に]

今回はカムリの歴史とプチ試乗レポートをまとめてみました。

カムリという車は平成生まれの私からすると、

「おっさんくさいセダンだなぁ~」

位としか感じていませんでした(カムリ好きな皆さまごめんなさい)。

一方で、今回の試乗でイメージは変わったのですが、価格帯のことを考えると若い人が乗っているイメージには至りませんでした。

しかし、舘ひろしみたいな人がカムリから降りてくると男の私でさえもグッとくるものを感じますね!ホモじゃないよ。

天下のトヨタ自動車はこんなに面白いハイブリッド車が作れるんだという感動と未来の期待と共に、今回のプチ試乗レポートを閉めたいと思います。

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

また次の記事でお会いしましょう!!('◇')ゞ